161123 ミューザ川崎と芸劇の共同企画。内容が濃い割りに、全席指定席が安く買えることもあり、毎回聴きに来ている。
モーツァルトのディベルティメント、あまり心地よく、ついウトウト。昨夜はあまりよく眠れていなかったので、覚悟はしていたが、案の定。
バルトークのこの曲、初めて聴くが、すごい迫力に圧倒されっぱなし。狙い目は後半のチャイコフスキーの5番。昭和音大もまた素晴らしい!素人の耳にはほぼプロ並みに聞こえる。特に首席ホルンと首席クラリネット奏者、それとティンパニー奏者が素晴らしかった!アンケートには彼女のことを特筆してしまった。
ところで、昭和音大では、珍しい光景が。オケメンバーが全員舞台に並び、一呼吸置いたところで、バイオリニストが登場、拍手が。そりゃ誰もがコンミスと思ったのだから。ところが、第1バイオリンの真ん中あたりの席に。場内に笑いが広がり、当人も「違う違う!」とばかりに手を振るシーンで和んだ。
さらに、演奏途中で、下手にバイオリニストの一人がすっと楽屋へ引っ込んだ。何か、舞台裏で演奏でもするかと(管楽器では、よくあること)思ったら、しばらくしたら元の位置へ。なんのことはない、用を足しに行ったようだ。珍風景2題。
ちなみに、この音大フェス・シリーズに参加しているのは、以下の9校。
東京藝大シンフォニーオーケストラ
桐朋学園オーケストラ
国立音楽大学オーケストラ
東京音楽大学シンフォニーオーケストラ