180619
以前所属していた会社の子会社が主催するイベントに行ってきた。出演のDRAM TAOについては、まったく知識ゼロのまま出かけた。ちまたではかなり知られた存在らしい。
女3人、男11人の若者たちが繰り広げる舞台はかなりの迫力があり、日本人はもとより外国人にも受けること、間違いないエンタメである。
大小さまざまな形の和太鼓を狂ったように打ち鳴らすだけでも、猛烈なエネルギーを感じるが、加えて、三味線、箏、笛などの和楽器での演奏、さらに刀や二つに折れる棒状の用具を振り回しながらの激しい乱舞、プラス、静寂と狂乱の音響と映像が舞台に厚みを加えて、なるほど、これなら宣伝次第で、相当いいところまで行ける予感。
とりわけ注目したのは、グリーンの発光体を身にまとってのパフォーマンス、イギリスのブルーマン・グループはふと思わせるものがあり、まだまだ伸び代があるので、さらなる進化を望みたいところだ。
コシノ・ジュンコによるコスチュームが冴えていた。やはりこのデザイナー、ただものではない。
万華響というタイトルもうまい。万華鏡を思わせる映像が随所に用いられている。
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