ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

「マーウェン」

210512 MARWEN (頭文字を組み合わせた架空の町の名前。)2018, 米 116分、製作・脚本・監督:ロバート・ゼメキス 主演:ティーブ・カレル、ダイアン・クリューガー

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ドール達がかわいらしいです!

ゼメキスらしい楽しさ溢れる作品です。人形7、実物3ぐらいの割合で映像が作られていて、もちろんCGが大活躍しています。実話を基に作られたというからちょっと驚きます。

ヘイトクライムで心身共に傷を負った主人公が、PTSDに悩まされています。セラピーの一環で趣味の撮影技術を生かして、ベルギーでの架空の村をジオラマにし、そこに近所の模型店仕入れた女性ドールと自らの人形を登場させ、ミニチュアの世界でナチスに勝利することで、PTSDの克服に努めたというお話です。

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ティーブ・カレルの人形も大変よくできていて、大いに感情移入させられます。

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ダイアン・クリューガーの出番は期待したほど多くはなく、しかもほとんどが人形出演。

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肌の質感など、うまく人形っぽく見せています。

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撮影手法の種明かし画像。想像以上に俳優たちは大変だったようです。

私は結構楽しめましたが、評判はイマイチだったようです。