131229 来年夏、このホールでの公演が決定しているフランス国立リヨン歌劇場による「ホフマン物語」、その魅力について、マエストロ大野和士が暮れの昼下がり、8月二期会公演のキャスト陣を招いてのレクチャー・コンサート。これがたったの千円ポッキリ!暮れの大盤振る舞い、何かすごく得した気分。
しかも、午後3時開演で、終演は4時とチラシには書いてあったのに、実際の終了時間は5時45分と、いかにマエストロがレクチャーに夢中になっていたかとういことだろうか。(それとも、単なるミスプリ?)
初めてマエストロのレクチャーを聞いたが、本当に面白い。トークもピアノ演奏も多彩の極み。熱が入って来ると、マイクを持つのを忘れてしまう。今日は前方席で正解だった。
⬆の通り、8月の二期会公演出演のキャスト陣。違うのは、二期会公演ではオランピアが佐藤優子さん、ジュリエッタが菊池美奈さんだったぐらい。小林由佳さんはそのジュリエッタまで歌ってしまうし、マエストロが興に乗って、突如「愛の讃歌」を弾き始め、ついシャンソンまで歌ってしまう一幕も。
「この部分、何かに似てませんか?」と聴衆に語りかけて、弾き始めたのは、他にも佐良直美でヒットした「世界は二人のために」が。
8月に見たばかりで、記憶に新しいから、話がよく分かるし、また来夏の公演に対する興味を大いにそそられた次第。でもなぁ、チケット代が凄いのです。引っ越し公演だから仕方ないとは言え・・・。
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