ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

久しぶりに六本木ヒルズへ

友人から招待券をいただいた二つの展覧会へ。
f:id:niba-036:20100813101002j:image:leftまずは52階にあるアート・センターで開催中の恐竜展。先日、NHKでの徳番で見たばかりの内容を、図らずも再確認することになった。

アルゼンチン北西部、メンドーザ近くの台地、イスチグァラストで発掘されたものが中心。ここは地殻変動のせいでその時代(三畳紀)の地表がむき出しになっており、世界中の考古学者が争って発掘に精を出している希有な地点。

地球最古の恐竜はやや小型だが、もう立派な姿で、その骨格標本が何体か展示。また、生前の姿に限りなく近い実物大模型も数多く並んでいて、なかなか壮観である。

夏休みだから、当然ながら子供連れの家族が多い。

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展示方もよく研究している印象。フラッシュ、動画以外、撮影自由。
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f:id:niba-036:20100813101001j:image:right次に、一つ上の階へ。こちらは森美術館。→こんなタイトルの展覧会。タイトルからすれば、自然に日本人がどう向き合っているかを表現したアートということらしい。これら3人のアーティストは残念ながら、愚亭はまったく知らない。

いずれの作品も意欲的で、興味をそそられるものばかりだった。

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人の背丈ほどの厚紙状のものが部屋一杯に不規則に広がっている。ところどころ破れ穴があって、そこから上を覗くと、このように地表に林立する木々が見えるという趣向の作品。