
下から見上げればいっそうその威容に圧倒される。内部は見られないが、がらんどうらしい。

エル・ハズネから更にファザード通りを奥に進むと、つぼ絵(壷の中に色の着いた砂を流し込んで絵を描くアート)の売店が客を呼び込む。一番安いもので、500円だが、買う人はほとんどいない。

ローマ時代の劇場跡。どこかの撮影隊が撮影中。

ここら辺の壁面を宮殿らしきものを彫りかけた跡が見える。

古代ローマの柱廊通りを進む。

右手に王家の墓が見えてくる。

柱廊通りを更に進む。この辺は両側に商店が並んでいたらしい。

ろばに乗れと盛んに声がかかるが、誰も乗らない。

昼食後、いよいよ更に奥にあるエド・ディル(修道院)を目指すが、片道800段という厳しい坂道が延々と続く。往復で約2時間の行程。


ひたすらゴツゴツした山肌が広がる世界

やっと着いたエド・ディルは、何とエル・ハズネよりスケールが大きい。

ただ呆れるばかりだ。

エド・ディルから見上げれば、まだ先があるので、仕方ない登ろう。そして、ここがエンド・オブ・ザ・ワールドと称されるてっぺん。ヨルダンの旗が

そのてっぺんで一人静かにギターを奏でる男。絵になるねぇ〜。

再びもと来た道を取って返すが、余りの熱さときつさで、もう誰も口を聞かない。

夕食後、再び月明かりの中、シークを歩いてエル・ハズネへ。ろうそくのほのかなゆらめきの中で、アラブ音楽を聞かせる趣向だが、単調なリズムが延々と続き、寒いのと眠いのとで、早く終わることを願うばかり。エル・ハズネをライトアップしていると思っていたのだが・・・。

笛を吹きながら、会場内を回る地元のミュージシャン。腰が痛い!早く終わってくれぇ!(続く)