131004
日本声楽家協会《日暮里びぶらアート劇場》2ndシリーズ 第20回
今や日本を代表するソプラノのお一人、砂川涼子さんのリサイタル。前半は日本歌曲、後半はオペラアリアで構成された小演奏会。もちろん日本歌曲も砂川さんらしさがよく出た内容だったが、やはり後半が凄かった。あくまでも端正で、しかも「切れ」のいい歌唱に、会場は酔った。中低音の響きも、アジリタもただただ素晴らしかった。
ところで、砂川さん、かなりの照れ屋というかはにかみ屋さんらしく、ご自分でも認めてらっしゃるようだが、トークがなかなか思い通りにならないらしい。ま、人それぞれだし、それはそれでまたかわいらしく感じるファンも多いと思うので、気にせず、これからもどんどんやって欲しい。
アンコールは定番のO MIO BABBINO CAROと、ご出身である石垣島の「てぃんさぐぬ花」
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