140602
夜の飲み会までの時間調整にぴったりの上映時間だったのと、パリのロケがどのような内容かに興味があったので、日本橋まで見に行ったが、まったくの凡作。映画館に脚を運んでみるような作品に非ず。失敗の巻。日本映画として初めてルーブル美術館で撮影した作品らしいが、美術館側にすれば、取り敢えず宣伝効果はあったのだろう。
冒頭の宝石泥棒あたりは僅かに見せ場を作ったが、脚本が破綻している、というか、そもそも原作が無理。随所に???で、時間の無駄だった。僅かに撮影技法に関心が向いた程度かな。ま、たまにはこんな失敗もするって。
出演者の二人は、撮影の合間に結構パリを楽しんだらしい。しかし、綾瀬が大根役者であること、改めて露見。「八重の桜」ではそれなりによかったのだが。
それと村上弘明って、まったく時代劇向きの俳優であることが、本作を見てよく分かった。
#46 画像はALLCINEMA on lineから。