150918
昨年のBeuveron-en-Auge(低ノルマンディー地方、カルヴァドス地区)に続き、今年もフランスで最も美しい村のひとつに認定されているPerouges(ローヌ・アルプ地方、アン県)へ行けたのはラッキーだった。
この村、リヨンからバスで1時間ちょっとで行けるが、昼食を含め、概ね3時間を村の見学に充てるとなると、やはりほぼ1日仕事ということになる。しかし、それだけの価値は十分。
嘗て愚亭が留学したことのある中部イタリア、ウンブリア州の州都Perugiaに名前はもちろん雰囲気も酷似しているが、それも道理。紀元4~8世紀頃に、ローマに追われる形で、ペルージャからこの地に移ってきたガリア人たちが、造った村であるから。サイズとしては、人口、面積とも、ペルージャのおよそ1/20ほど。因みに、現在の人口はわずかに1200人程度とか。それでも一時は、300人ほどに減ったらしいから、これでも盛り返した方なのだ。
村の入口付近。まことにのどか。右手のベンチで、女性がスマホをいじっていた。
Galette Perougienne, つまりペルージュ風ガレット。昼食後、トライしたが、ブルターニュのものとは似て非なるもの。生地も厚く、お菓子のよう。
お昼を食べていたら、突然隣のテーブルのフランス人客の一人が苦しみ出し、心臓発作かと、周囲も慌てて救急車(手前)を呼んで応急処置を施した。後で聞いたら、なんのことはない、糖尿病の発作だったとか。