171102 合唱練習でお世話になっている指導者、藤永和望出演のコンサートへ。この、いかにも館と呼ぶにふさわしい会場、喧騒極まる竹下通りの一本裏側の小径だが、不思議なほど静寂に包まれている。
1階部分がコンサート会場になっており、いくつかのテーブルに分かれるから、場所によっては、聞こえるが、視覚的にはかなり制限されるところもある。従って、早めに行って、いい席を確保することだ。@¥6,500でビュッフェディナー(まあまあの内容。お皿がとにかく小さいから頑張っても少ししか乗らないので、大食漢には不向き。)付きだから、コスパは高い方だろう。
我が合唱団員、13名(一人は事情によりドタキャン。でも、事前に払込んでいるから、誰にも迷惑をかけていない)が大挙(?)集結、一番大きな楕円形のテーブルに陣取った。聴く、見るには悪くはないポジションだが、ビュッフェが並ぶのは対角線上の反対側と、この点ではサイアク!
演目は、以下の通り。
マーカーで赤くしたのが、藤永和望が歌った楽曲。どれも、極めて難曲である。ロドリーゴ、リスト、グノー、ヴェルディと作曲家の国籍がみな異なるのは敢えての選曲だろう。
この中でもとりわけ、10.のロミ・ジュリ、16.のÉ stranoで始まる「そはかの人か」は長いし、風邪から立ち直ったばかりでは、相当きつかったろうと想像される。生来の美声に加えて類稀なるテクニックを駆使、いやいやそれは凄かった!思わず、Bravissima~~~!!!と絶叫していた。
アンコールには、わが合唱団も歌うことになっているTIME TO SAY GOODBYEを選曲してくれて、我が陣営から一斉に歓声と喝采が送られた。
ホッとしたと同時に満足げな表情。終演後、お客さまをお見送り。次の舞台はいつ、どこかな?
#74 (文中敬称略)