ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

今年も音大オケフェスへ

231126 なんたってイマドキ@¥1,000でこんないい音楽が生で聴けるんですから!

↑にあるように、在京8音大が4日、2会場で繰り広げるフェスで、随分昔から毎年来ています。

今年はこの組み合わせを選びました。昭音大のチャイ5も見事な演奏でしたが、後半、ムサオンのアルプス交響曲には圧倒されました。

多分、初めて聴く作品。それほど好きでもないR.シュトラウスの作品ということもありますが、そもそもこれだけの編成にするのは至難ということで、演奏機会も多くはないはず。マーカーで記したように使用楽器の種類と数にまずは目を奪われます。ウィンドマシーンやサンダーシートなど、まず滅多にお目にかかれません。

これら珍種楽器の演奏法も大変ユニークなものでした。

手前の取手をぐるぐる回し風の音を表現しますが、激しい風音の場合は、結構力がいるようです。若い男性演奏者が体重をかけて回すほどでしたらかね、女子には無理かも。サンダーマシーン(↓)の方は、ぺらぺらの薄い金属板なので、叩くとぐちゃぐちゃに。

他にもカウベルグロッケンシュピールやらも登場しますし、終章部ではパイプオルガンも鳴ります。そして、その手前にはホルン10, トランペット、チューバ各2本ずつのバンダも並びます。

さらにホルンのうち、5番から8番は持ち替えでワグナーチューバを吹くと言う具合で、こらだけの楽器編成が必要な楽曲は珍しいでしょう。

この手の標題音楽としては、この作品の5年後にグロフェが発表した「グランド・キャニオン」もそれなりに有名で、愚亭の好きな作品のひとつです。

こんな大曲の演奏を終えて、全員の顔に安堵感と達成感が感じられました。マエストロもほとんどすべての団員と握手して回ったように見えました。