ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

久しぶりに音友ホールへ

231123 7月のメリー・ウィドウでご指導いただき、共演もさせてもらった宮地江奈さんのドゥオコンを聞きに、神楽坂へ参りました。

前にも書いた気がしますが、宮地江奈さんは2020年1月の「ジャンニ・スキッキ」@杉並公会堂以来ファンとなり、直後、つまりコロナ直前、大田区民プラザでの「歌でめぐる世界の旅」(企画・構成:山田武彦)を最後にハンガリー留学のため、ファンの前から姿を消したのでした。

2年後、再び同じシリーズで、コロナがとりあえず明けたとされる22年6月に同じ舞台(今度は大ホール)に立たれ、ファンは再会を果たしたのでした。

今回、初めてドゥオコンで登場。お相手は藤井麻美さん、メゾの実力派としてつとに知られた方です。お二人は共演した時から妙にウマがあったそうで、藤井さんがすこしだけ年長のようですが、ま、”相思相愛”のようです。(笑)確かに、お二人のハーモニーは声の質、波長が合うようで、一つの音にしか聞こえないようなことがしばしば。

いっぱい歌われましたが、最後の薔薇騎士の二重唱は大変印象に残りました。ARTSMIXという名のユニット結成で、こんごもドゥオコンを折々に開催されていくようでした。

ピアノの高橋健介さん、芸大楽理科出身ですが、ピアノも指揮もなさるそうで、ついでに実際聞いたことがある人に言わせると、歌唱にも優れているそうで、楽しみな若手がそろったものです。

休憩後のコジ・ファン・トゥッテでは、こんな衣装で登場され、「これより撮影タイムとします!」と司会の加藤牧菜さんから。貸衣装の「マーガレット」さんからお借りしたとのことで、自由に撮ってもらってSNSなどで発信してほしいと。私の席からだと、どうしても前方客の頭が入って、ロクな画面ではありませんが、ま、一応。