難病に対するチャリティー・コンサートが霞が関ビル1階にあるホールで開かれた。
東京オペラ・プロデュースという団体に所属するメンバー10人による、オペラ・アリア中心のプログラム。
司会は今回も池田卓生氏。日経新聞の記者として活躍する一方、オペラに対する造詣を深め、曲目や作曲家紹介時のうんちくは大したものである。
←に記した方々の演奏が、特に印象に残った。無論、羽山弘子さんはこの中では別格の存在で、中堅どころでも際立っている。今日も難しい演目を３つもこなし、しかも音合わせの必要な重唱もあるので、さぞ準備が大変だったと想像される。
開演前、幕間、そして終演後もワインやスナックのサービスのある、素晴らしいコンサート。
しかも、歌ったばかりの歌手たちが舞台衣装のままロビーにお出ましになり、聴衆とワイン片手に歓談に気楽に応じてくれるというのが、またここのコンサートの嬉しいところ。
それぞれ、お気に入りの歌手を囲んでアチコチに輪が出来て、写真を撮ったり、今後のスケジュールを確認し合うなどの光景が見られた。歌手たちもこの暑さだから、体調管理がきっと厳しいことでしょう。お疲れ様でした。
左から、島田道生、藤原海考、小西美緒、羽山弘子、和泉純子、三上有希子、沖 藍子、杉谷直信（敬称略。バスの大野 隆氏、枠からはみ出してしまい、申しわけなし。）
←羽山弘子さん、今日は役柄に合わせて3度もお色直し。相変わらずチャーミングだ。おしどり夫妻のご亭主、晃生君も当然来場していて、今日はもっぱら営業と集金活動に忙しかったようだ。
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