大聖堂のわき道に入って行くと、やってました。最近アチコチでこうした大道芸が大はやり。これは言わずと知れたチャップリンを演じているけど、ルーブルやオルセー界隈でも、石の彫刻になったり、暑い中、微動だにしない一発芸には感心するのみ。(でも金は出さない)
大聖堂正面からイル川に向かって行く小路にはこうした飲食店が軒を連ねている。よく見ると上部が僅かに傾いている。これも前述したように地盤が軟弱ゆえのことらしい。そのうちの一軒"LE TIRE-BUCHON"でランチ。名物シュクルット(酢キャベツ)を試したいとおカミさんが言ったが、冬のもので、ここいらの店のメニューには載っていない。
ぶらぶら川へ向かっていくと、そこが船着き場。さっそく切符売場へ。日本語による案内もあるから便利。
川幅が狭いので、パリのバトーとはまた違った興趣が。通行人から見られる側に回ること、しばしば。
いよいよ閘門式運河へ。みるみる水位が上がって、皆子供のようにはしゃいでいる。
最後は一番遠いところにある欧州議会や関連機関の入っているビル群が立ち並ぶ、最もモダンな一角を見て船着き場へ戻る。価値ある運河めぐりで、絶対におすすめだ。