ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

さらば、ディーノ!

f:id:grappatei:20101113110202j:image:leftディーノ・デ・ラウレンティスが没したと今日の朝刊で知った。
失礼ながら、「まだ生きてたのか!」が実感。
1919年生まれで、30前後に「にがい米」(1948)や「」(1954)を製作、2007年の「ハンニバル・ライジング」まで半世紀以上も製作者として頑張ってたとは、いやはや化け物だね。

ほぼ同じ時代を生きたもう一人の巨人はカルロ・ポンティ(2007年没 よめはんはついこの間、勲章を貰いに来日したばかり。)。ただ製作本数はディーノがカルロを圧倒していた。

愚亭でもディーノ製作作品は25本も見ているから、多分日本公開作品だけでも80本近い筈。合計166本というから、作りまくったもんだ。ただ、カルロに比べると圧倒的にハリウッド作品が多いようだ。

やはり印象深いのは前記の「にがい米」「河の女」「」など、初期の作品に限られる。合掌
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ハンニバル・レクター役のアンソニー・ホプキンスと。