121103 田端在住の千絵美さんが選んだ会場は、徒歩何分という至近にあるソフィア・ザールと、名前からして素敵な小さな会場。音楽好きの住人が自宅2階に作ってしまったミニ・コン・ホール。50人収容力のところに昨日は64人も入ったと言うから凄い。
千絵美さんはまだ20代(と言ってもアラ・サー)で、既に2度目のリサイタル開催というから、大したがんばり屋さんである。最近、全国アチコチで大活躍中のバリバリの若手ソプラノ。明るい雰囲気と性格で、ファンを魅了している。勿論、歌唱力があるのは当然。
⬆なかなかよく考え抜いた選曲。このプログラムも、自分で特殊フォントを使って前夜造り上げたと言っていたが、大変よく出来たプログラムで、こんなとこにも、彼女の頑張りぶりが見て取れる。
5番目のLa Ricordanza辺りからBravaが飛び交い始め、「初恋」や"Lascia ch'io pianga"などにも集中的にBrava, braviが会場一杯に響いた。トークも素直な気持ちがそのまま出ていて、好感が持てた。
確か開演前に大ホール並みに諸注意があり、撮影云々があったように聞いていたので、遠慮していたが、終演近くに、後列の出演者ご母堂が撮影を始めたので、当方も遅れてはならじと撮影したのがこれら。これはO MIO BABBINO CAROの時。
このウェディング・ケーキのような素敵なドレスは、ミラ・ショーンだと!
ピアノ伴奏の篠宮さんとのツーショット
終演後、会場オーナー夫妻のご好意で、ワインやおつまみ付きの懇親会がその場で行われ、出演者たちと親しく会話が出来たのは、大変良かった。
オーナーはご自分でも楽器を弾かれるが、オーディオ・マニアでもあるようで、凝った装置で、凄い演奏をいろいろ聴かせていただいた。久しぶりにすっごいサウンドを堪能。素敵な初冬の夕べになった。感謝、感謝!
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