4/20-27という、願ってもない時期に念願の地へ旅行に行けて、ラッキーこの上なし。今回は行く直前に体調不良となり、これまでになく不安を抱えての出発だったが、フルにかけた保険の世話になることもなく、無事に帰国できた。
まずはエミレーツでドバイ経由、ヨルダンの首都アンマンへ。これがびっくり、すっごい空港。聞けば2週間前にオープンしたばかりのピッカピカ。因にクイーン・アリア国際空港と言う。旅客は少ないからガラーンとした印象は拭えない。それに、入れ物は超豪華だが、ソフトが追いついていないから、出国の時はコンピューター・システムダウンで偉い目に。
それと、機内アナウンスで気温10度を告げていて、多分自分の聞き違いだと思ったら、実際にその寒さ。氷雨の東京を発って、かんかん照りのアンマンに降り立つことをイメージしていたら、とんでもないこに。
それでも日が出るとそこそこ気温が上昇、ホッとする。これはヘラクレス神殿跡。立派な古代ローマの遺跡だ。傍らに国立考古学博物館があるが、管理が悪く、残念。多分、予算が回ってこないのだろう。
手前は巨大なヘラクレスの右手と腕の一部とおぼしきものがゴロンと。
こちらはビザンチン神殿跡。観光客はほとんどいない。もったいない!
市内のレストランで昼食。立派な食卓。回るわけではない。
前菜は色とりどり、まことに豊富で目にも楽しい。アルコール飲料がないのが寂しいが。
メインがどかっと出てきて、さすがに食べきれない。
その後、ペトラまで走って、着いた先はKING'S WAY HOTEL。
(⬆ホテルのサイトから)
室内はまずまずだが、給湯に問題あり。砂漠の中のホテルだからと、お湯を溜めさせないようにバスタブの栓が予めはずしてある。団員の中にはクリームの蓋を栓代わりにして、ちゃっかりお湯に浸かった人もいたようだ。基本的には、シャワーにしか使えないのは仕方ないとして、もの凄く熱くなったり、水のようになったりと安定しない。
添乗員の話では、これでもこの界隈ではいいホテルだそうだから、我慢するしかない。
さぁて、翌日はいよいよ本旅程中のハイライト、ペトラのシークへ繰り出す。しっかりトレッキング・シューズにストックまで揃えてきた人も。シークへ至る序章のような2kmをゆっくりと。
だんだん両側が高くなり、間もなくシークだ。
目指すアル・ハズネはもう間もなくだ。
ついに!
(続く)