140214
⬆アルバート・ムーアの大作「真夏」196X190cm
有楽町での会食の後、地下通路経由三菱一号館美術館へ。英国の耽美主義ということだが、余り馴染みのない作品がメインに展示してある。➡詳細
馴染みのある画家はダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ、ウィリアム・モーリス、エドワード・バーン=ジョーンズぐらい。140点余りの作品には、家具、ポスター、ブローチ、デザイン画、壁紙、習作などなど実に多岐に亘る展示で、この時代(1860-1900)のイギリスの耽美主義がおぼろげに分かる気がする。
この時代はヴィクトリア女王(在位1837-1901)統治下に重なり、大英帝国が最も輝いた時代に当たる。そういう風に作品を見て行くと、なかなか興味深いものがある。
折からの降雪で、さすがに来館者は少ない。ランチに白ワインを飲むとてきめんに眠くなることは分かっていたが、抗しがたくヴェルディッキオなどを気持ちよくいただいたお陰で、渡り廊下にあるベンチでしばし休憩となった。