140924 開催中の伝統工芸展へ。先週のEテレで放映されていたので、さっそく実物を見に出かけた。
受賞作品はひとまとめに展示されているので、有り難い。
⬆左端、特に印象に残った作品。まだ若い女性が京都の奥にアトリエを構え、一人で黙々と作品に挑んだ姿が紹介されていた。截金技術だけでも、凄い時間と技が必要なのに、加えて、ガラス工芸も併せた作品だから、その完成までの困難さが偲ばれる。特にガラスを炉の中で、截金と融合させるのに何度失敗したか分からないと、静かに述懐されていた姿が印象的。
漆芸部門にも見るべき作品、極めて多く、どの作品もため息が出るような思いで鑑賞した。
画像は三越のHPからお借りしたもの。