180303 今日は午後、今月末、再び合唱団で歌うことになった「復活」のオケ合わせが江東区教育センターであるのだが、その前に、浅草線/三田線/南北線を乗り継いで本駒込へ。初めて利用する駅である。
そこで、リリカイタリアーナオペラという、素人のオペラ愛好家を指導する研究所主催の発表会が開かれ、地元合唱団の仲間の一人が”無謀にも”「仮面舞踏会」のアメリアで出演するというので、興味津々で彼女の出番だけ覗いてきた。
アメリアで登場と言っても、実は皆に均等に出番を与える趣旨からアメリアだけで4人も出てくる。そして彼女が歌ったのは「あの草を摘みとって」という、プロでも結構難しいアリアである。
ところが、1年前に聴いた時より格段に上達していて、まず驚いた。声もよく出ているし、歌唱が安定している。ヴィヴラートも自然な感じで、素晴らしい。一番の難所、ハイCにはさすがに手こずったが、危なっかしいと感じたのはその一瞬のみという、大成果を披露した。
毎年、夏になると北イタリアのベッルーノ市まで出かけて行って、イタリア人のプロのオペラ歌手から直々にオペラの研修を受けているから、効果は覿面というところか。
アリア「あの草を摘みとって」の終演部。手前はこの研究所の主宰者で、指揮をする澤木和彦。
(文中敬称略)