181123 今日のアルテリーベは二人も知り合いが出演するとあって、三連休初日の夕刻、西新橋へ。
工藤志州とは、7月のアプリコ椿姫で共演(?)の栄に浴したばかり。佐藤祥とは、この店でいつの間にか親しくなった。
事前に今日は連休初日で、周辺のサラリーマンもいないし、極端に少ないとは聞いていたが・・・ビールを飲み始めた時点で、この状態。
なんとか6人になったところで開演。歌う側もこれじゃ張り合いがないだろう。でも、長いことやってるわけだから、こういう場面も時折経験するらしい。
今日の演目;
ステージ1
ウィーンの夜はいっそう美しい 工藤
献呈(シューマン) 藤田
Nel cor più non mi sento (私はもはや何も感じない)G. Paisiello 佐藤
落葉松 工藤
サルスエラからDe Espana vengo 藤田
O mio babbino caro 牧野(研修生)
Climb every moutain(サウンド・オブ・ミュージックから) 佐藤
ステージ2
美しく青きドナウ 全員
この道 工藤
丹沢(信時潔の「沙羅」から) 佐藤
楽に寄せて(シューベルト) 藤田
Amazing Grace 工藤・佐藤
「こうもり」「メリー・ウィドウ」からメドレー:
「こうもり」から開幕の合唱、オルロフスキー公爵の十人十色、シャンパンの歌、「メリーウィドウ」からハンナ登場の歌 工藤・佐藤
乙女の花(R.シュトラウス) 藤田
ステージ3
ローレライ 全員+聴衆
さびしいカシの木(木下牧子) 工藤・佐藤
ドレッタの夢(つばめ) 牧野
コジ・ファン・トゥッテから二重唱 工藤・佐藤
氷のような姫君の心も 藤田
O mio fernando (Favoritaから) 佐藤
Un bel dì vedremo 工藤
この後、客席にいた元ボニージャックスの西脇久夫(トップ・テナー)が自作の「そして葉桜の時」⬇︎を歌ってくれて、もうかっちゃった氣分!現在82歳!自分たちも学生時代カルテットをやっていたから、いわば憧れの存在だったグループ!
⬆︎右端が西脇久夫
右端は普段店でオーダーを取ったりしているのだが、今日は男性陣がいないので、時折助っ人でテノールを歌ってくれた。器用な人である。聞けば古島 肇という武蔵野音大出、二期会所属のバリバリの歌手!ミュージカルやバレエもこなすというから、びっくり!真ん中は研修生なので、演目によってはこうやって譜持ちの姿も。
今日はこの二人の二重唱がけっこうあった。
佐藤の低い声は圧巻!なかなかあのような太い声は出せないから貴重な存在。
いやあ楽しかった。たまにはこうして出演者と客がほぼ同数というのも、いいかも。リクエストも通り易いし・・・。(店には迷惑だろうけど)
#70 文中敬称略