ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

大田区ハイドン室内管弦楽団 第59回定期演奏会

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もうこれまで何度聞かせてもらったことか。しかも、ただで!

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「魔弾の射手」序曲では、ホルン重奏による有名な旋律が出てくる。昔、中学校でうたたことのあるメロディー。わずかにホルンに一瞬乱れが生じたが、十分楽しめた。

青葉三里   野路を辿る 
馬追の    笠の上に 
白し真白し  真白小百合 
朝風に    揺れて咲く

 

2曲目はハイドンの99番。この楽団、ハイドンの名前がついているだけに、演奏は手慣れたものだ。

シューマンの「ライン」は、多分初めて聞いたが、特にライン川の滔々たる流れがイメージできるわけではないが、特に4楽章は金管の響きが美しく、満を持して演奏を始めたトロンボーンのオルガンのような響きにとりわけ魅了された。

アンコールはシューベルトの「ロアザムンデ」から間奏曲。

この楽団、昨年夏に響友第九で共演していて、知っている顔がいろんなパートにちらほら。かなりご高齢のチェリストが今日もお二人、弓の運びも軽やかに演奏されている姿には勇気をもらった。

#18