211211
だいぶ以前に購入していたので、行きましたが、冬の休日の午前11時開演はやめた方がいいと思った次第です。でも、演奏を聴いているうちに、また行きたくなりました。こういう素晴らしい演奏会を安く聴けるのですから、朝早かろうが、寒かろうが、なんのそのです。
どちらも、名演でしたし、珠玉の名曲です。
前半のはヴァイオリンとヴィオラの織りなすハーモニーにどっぷり。特にカデンツァには痺れました。巨体のニキティンさんがちっぽけに見えるヴァイオリン、小柄な西村真紀さんがヴィオラというのが絵的にも面白かったです。
管楽器はホルン2本とオーボエ2本のみという編成にも興味を持ちました。
後半は、モーツァルトじゃなくてハイドンでしたが、やはり似ていますね、この2人の曲は。時々どっちか分からなくなります。この楽器編成がまた実に面白くて、マエストロの前にはヴァイオリン、チェロ、ファゴット、オーボエが居並び、後列には向かって左からホルン2本、フルート、オーボエ、トランペット2本、ティンパニーという並びでした。しかも、ティンパニー以外は立ったままの演奏。
ジョナサン・ノットさんの指揮ぶり、愚亭はとても好感を持ちます。ケレンみがなく、とてもわかりやすいのです。小柄ながらとてもエングリッシュ・ジェントルマン風で、慎み深く、嫌味がまったくないですから。多分、性格も控えめで、しかしとてもチャーミングなんだろうと勝手に想像しています。
いい心持ちになって帰宅、ブランチをいただきました。