220912
以前から関心はあれど、なかなかその機会がなかったのですが、先日、ある方からお誘いを受けて恐る恐る参加してみました。指導のハイルマンさんは上のチラシにあるように輝かしい歌手歴を誇るドイツ人ですが、日本在住が長く、日本語は流暢です。
62になられたばかりのようですが、ご覧のようにチャーミングな風貌であり、話し方もとても惹きつけられます。冒頭、ご自分の略歴と今回の企画に賭ける思いをたっぷりと吐露されました。
その後、さっそく練習開始となるわけですが・・・当方の想定外の段取りでした。型通りの発声をやったり、パート別の音取りをするものと勝手に決め込んでいたのですが、豈図らんや、いきなり、「それでは、まずみなさんで歌ってみましょう」と!!!
いや、参りましたね。まさかのいきなり全員で歌い出しですよ。しかも、経験者が相当いるらしく、特に女声陣はもう普通に歌っちゃっています。男性陣は、それに比べればたどたどしくはありますが、周囲の人たち、結構歌えているので、すっかり焦りましたね。これ、ついていけるのかと。
とは言え、これってどっかで経験があると思ったのは何年か前のヴェルディのレクイエム、それから、マーラーの復活の時とよく似た図式なんです。しかし、復活の場合はすでに歌いこんでいる合唱団に追加募集でもぐりこませてもらった形でしたから、周囲が歌えるのは、まあ当然。
これに対して、ヴェルレクの場合が、今回とまったく同じ構図で、焦り具合もよく似ています。ま、それでも練習を繰り返したおかげでまずまず満足に歌えるレベルには最終的に到達したので、多分、今回もそんなプロセスを辿るかなと我が身を慰めています。
練習会場は杉並公会堂地下2階にあるグランド・サロンがメインで、我が家から1時間余り。その後、30分ほどで行ける中目黒GTホールやミューザ川崎市民交流室が加わるので、その時が楽しみです。