ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

武蔵野合唱団のモツレク by コバケン@杉並公会堂

221014

これまで聞く機会のなかった合唱団です。真夏の第九でご一緒したこの合唱団のバスの方からチラシをいただいており、自分たちも練習中である演目がコバケンの指揮で演奏されるとあって、即座に行くことを決めていました。我が合唱団にも案内したところたちまち15,6人も集まりました。

舞台に乗った団員は90名近く(?)、しかも相当歌い込んでいるようで、二部の「水のいのち」も含め、すべて暗譜でした。我が団にはとうてい真似のできないことです。

ちなみにこの合唱団の結成はなんと1955年!10年後には炎のコバケンこと小林研一郎を常任指揮者に迎えたようです。コバケンは1940年生まれですから、その時、25歳!(もっとも昨夜の演奏後のトークでは、23歳で、まだ学生だった、というようなこと言われていました。多分、常任正式就任前に当団の活動に関わってたのでしょう。)

ということで、入団希望者は後を絶たず、膨張していったのだと想像されます。現在、団員は150名はいるらしい情報もあります。ですから、団員だから舞台に乗れるかどうか分からないということになります。

コバケントークでは、日本一どころか世界一の合唱団に成長、と言う風にも紹介され、多くの団員が笑いながら首を横に振っていたのが受けましたね。いずれにしろ、一流のソロイストも揃え、鳥肌ものの演奏でした。

残念ながら、まだマスク着用でしたから、二部の「水のいのち」の歌詞、前から6列目の中央に陣取っていたのですが、半分も聞き取れませんでした。日本の混声合唱曲にはその問題が常につきまといます。ラテン語と違って、日本語だけに意味が取れないとねぇ。

さあて、聴いてくれたうちの団員にとって、いい刺激になってくれればよいのですが。