120813 祭りの後は、何であれ一抹の寂しさを伴う。やっと騒々しさが終わったと同時に、もうちょっと見たかった気持ちも同居。
今朝は、図ったかのように閉会式開始時間に目覚めて、最後まで見てしまった。
閉会式も英国色の濃い演出で、十分堪能できた。会場に居合わせた選手たち、さぞ興奮しただろうし、どうしてもまた来たいと思ったに違いない。今回、落選した選手たちは次は自分がリオにいるぞ、と強く思ったことだろう。
自慢話ではないが、1952年のヘルシンキ大会から五輪はずーっと熱心にフォローしているから、今回は実に16度目となる。尤もヘルシンキ大会の時は短波放送で、ザワザワとした雑音の中で辛うじて聞こえるアナウンサーの声に興奮したものだ。金は一個、レスリングの石井庄八。
次回開催国の顔としてペレが登場、前回、北京ではベッカムだったから、やっぱりな、という印象だ。
開会式も閉会式もこうした一大スペクタクル化してくると、こういう仕掛けが開催地の一つの選考基準みたいになるとすれば、立候補できる国は限られたものとならざるを得ない。
2020年に名乗りをあげている東京、イスタンブール、マドリッドなら、ま、問題ないんだろうが、尋常な金の掛かり方ではないとすれば、マイナーな国に開催国が回ってくることは将来にわたってないだろうね。
でも、今回の日本勢の戦いぶり、総括すれば立派なものだ。柔道が振るわず、どうなるかと思ったけど、終わってみれば、過去最高のメダル数だから。
それにしてもメダル獲得総数、上位を見れば、大体金メダル数にほぼ比例しているが、日本のみ、かなりいびつな姿。因に韓国は13:8:7に対して、日本は7:14:17だからね。これをどう見るかだね。