121030 渋谷区松涛美術館
古道具その行き先 -坂田和實の40年-
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ちょっと変った展覧会へ。よくぞ集めたと思う程、さまざまな国の、さまざまな時代の日常品、道具類を集めて展示してある。何の変哲もないものが多いが、どれもその時代の、その舞台での人々の声や姿を感じる、素晴らしい展覧会。内容の解説は、以下の通り。
1973年に古道具店を開いて以来、坂田和實の提案してきた美学は着実に共感者を増やしてきた。今やその影響は骨董のみならず、雑貨、ファッション、インテリアなど広範囲にわたって着実の定着している。美意識の開拓者として、現代のライフスタイルを導いてきた坂田自身のルーツと展開をたどり、現在の境地までを、これまで直接、間接に関わった数々のものたちにより紹介する展覧会。
そうそう、子供の頃、こんな水中眼鏡、得意げにつけていたっけ。
こうした品々が内外合わせて134点。少しばかり郷愁が味わえる展覧会。