121107 特別観覧会に招待されたので、5時まで飲んでしまった重たい頭のまま出かけたら、案の定、冒頭のレクチャー、猛烈な睡魔でほとんど聞いていなかった。
この本館は今から43年前の1969年に出来たそうで、その後も時折改修・改装をして来て現在に至っている。今回のリニューアルは7月末から3ヶ月がかりで、それほど大掛かりなものではないようだが、休憩コーナーを充実させるなど、更に観覧者には優しい造りになったようだ。
所蔵作品は12,000点を超え、文字通り国内最大の美術館で、今回、出展内容を大胆に入れ替えたのを機会に、こうした内覧会が催されたようである。
詳細は➡http://buru60.jp/highlight.html を観てもらうのが早そうだ。
ほとんどは観た覚えのある作品だが、改めてじっくり観れば、また感慨もひとしおの作品多し。それにしても「美術にぶるっ!」とは、悩み抜いた末のタイトルだと感じる。
特定の作品の一点撮りは禁じられていて、係員すぐ注意に飛んで来る。
安井曾太郎「金蓉」
力強い「南風」by 和田三造
岸田劉生の「道路と土手と塀」
佐伯祐三「ガス灯と広告」
梅原龍三郎「北京秋天」54歳で描いた作品で、やっと梅原らしさが出ているように見える。
宮本三郎「山下、パーシヴァル両司令官会見の図」
いいですねぇ、この切れ込み。フォンターナ「空間概念 期待」
この作品、窓の内と外に置いたもの。外の像の上にカマキリが。
これは作品ではない。設営の準備中の一こま。