190323
季節が巡ってまたこの時期に銀座へ。毎年、姉弟が集まる恒例行事なのだが、昨年は、あろうことか、自分が約束をすっぽかしてしまい、今年は姉が急遽入院となったため、久しぶりの会合はお預けとなってしまった。
今年は珍しくこのような静物画、しかも1点のみの展示で寂しいが、これは色使いと言い、構図といい、これまでにないような作品であり、ちょっと枯れた作風になっていると感じた。マウントが金地であるのに、展示位置が低いため、その効果が半減していると、展示位置には不満の様子。確かにすこしでも身を屈めると、金地の効果がよく見える。
所属する教室の共通課題ということで、対象となるさまざまな静物の中から牛の頭蓋骨を選んだとのこと。以前描いたポスターカラーの背景に、同じくポスターカラーで描いた絵をカラーコピーし、その上にオイルパステルで加筆したそうだ。