190629
この牛牛という若手がすごい演奏を聴かせてくれて、場内、興奮の渦。ブラーヴォが飛び交ったと言っても過言ではない。ガタイがまずでかいのに驚く。182cmぐらいの印象。手足が長く、それだけでも抜群の安定感と思わせる。果たせるかな、そのきらびやかで華麗な演奏スタイルには、おもわず身を乗り出してしまった。大変な逸材が出現したものだ。アンコールで弾いた「ラ・カンパネッラ」のまた流麗にして豪快なこと!牛牛には終始圧倒されっ放しだった。
ブラ1も凄かった。読響、大友直人、やはりひと味もふた味も違った。この楽団、日本の数ある楽団の中でも男性比率がかなり高いのに気づいた。奥の金管からパーカッションまで女性の姿、ゼロ!木管で数人、弦はさすがに3割ぐらいいたかどうか。コンバスも全員男性。ま、その構成比と演奏の良し悪しは関係ないと思うが。
#39 文中敬称略