ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

「小澤一雄ユーモアアート展」

230202

こんなおされな案内状いただいちゃったら、そりゃ行きますよねぇ〜。この方、初夏とこの時期に、ほぼ毎年小さな会場で展覧会を開いています。愚亭も、かつて在籍した職場の先輩に誘われて初めて行ったのが多分、もう10年以上昔です。会場は神田にあった世界観画廊だったかな、その後、千駄木の路地裏の小さな画廊、さらに高円寺へと会場を移してきました。

ただ、この時期の展覧会はずーっと目黒駅至近のマンション8階にある小部屋での開催。愚亭はこの時期としては初めて行ってきました。画伯、あまり元気がないように見えたのはどうやら腰痛が原因らしいです。早く元気になってほしいものです。

この大きなポスター群はなにかのイベントで会場に吊り下げたものようです。詳細は分かりません。

画伯の音楽家仲間!実に多彩です。ほんとにうまく特徴を捉えて、しかも愛嬌いっぱいの表情で描かれていて、こんなふうに描かれた音楽家たちも幸せですねェ!

この方、最近でもNHKラジオ深夜便トーク番組で拝聴しましたが、あらゆるジャンルですが、とりわけクラシック音楽の造詣が深く、こうした裏付けがあってこうした似顔絵が描けるものと妙に納得しました。

上の似顔の中には含まれていませんが、こんな人も。

テナーサックスのQ.石川さん。2年前に亡くなられていますが、この時ですでに82歳でしたが、なにせ格好いいプレイヤーでした。ことほどさように、画伯の個展には数多くのミュージシャンが集い、特に初日に演奏を聴かせてくれることが多いので、楽しみが倍加します。

過去の作品から、何点か。

これは会場となった千駄木の路地裏の裏長屋ふうの画廊、味がありましたねぇ。

こういうちょっとしたお色気を描くのも得意とするところでしたね。

モーツァルトが旅した土地をすべて顔の上に網羅しています。

主役はバッハ、ベートーベン、モーツァルトですが、ちゃんとヴェルディ先生もこんなふうに艶福家として描かれていますよ。