ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

謎の音楽用語、解明へ?

230216 現在練習中のマタイ受難曲の楽譜の中に、さまざまな音楽用語が登場します。合唱を歌う者には気になるのが、Choriという言葉です。他にChorusやChoralが出てきますが、これらは普通に検索すればヒットするのですが、Choriだけは、どこを検索しても出てこないばかりか、指導のドイツ人の先生に聞いても知らないし、別にどうでもいいのでは?という姿勢で、ちょっとガッカリ。

しかし、こういうのは気になりだすとどうにも収まらない性格なので、今はやりのAIに聞いたら、当初はヒンディー語とか、妙なことを言い出すので、マタイ受難曲に出てくる用語と限定したら、反応があって、もう少し詳しくと。そこで、実際にこの用語が使われている箇所を示したところ、それらしい回答が得られました。これには、ちょっと驚きました。

ついでに、まったく違う分野で質問してみました。10日ほど前に発生したトルコ・シリア国境付近の大地震の震度のこと。地震のエネルギーではなく地表の揺れ、すなわち震度を確認しようとしましたが、マグニチュードと違い、国際標準というものがない現状ゆえ、答えられないと思いつつ、あえて質問してみました。

最近トルコ・シリアで起きた大地震の・・・と聞いたところ、そうした地震は発生していませんと。つまり、できるだけ、詳しい情報を、例えば、本年2月6日に発生したトルコの大地震、と言うふうに打ち込むと反応することが分かりました。

結果は残念ながら、マグニチュードを示すのみで、震度には言及しませんでした。どうもあまりはっきりしていない事象には触れたくないような印象を受けました。

質問が大雑把だと、答えもぼんやりとしたものに、逆にできるだけ細かく質問すると、答えもまた精度を増すというようです。

これはグーグルが開発したchatgptというサイトですが、AIといえばe-Taxにも使われていて、試しに今年はiPhoneを使ってe-Taxで作業してみました。なんと、半時間ほどで、作業終了!いや、あまあこんなことになってたんですね。この世界、やってみないと分からないものです。

e-Tax自体は6年前にスタートしたシステムですが、さっそく飛びついたものの、あまりに面倒で手間がかかるので、2度ほど利用したのみで、翌年からはまた紙での申告に戻しました。ということで、まったく信用していなかったシステムですが、この間、めざましく進化を遂げていたようです。

やはり、というか、想像以上にAIはすでにわれわれの日常に入り込んでいるようで、利用できるものは利用しないと損というか、もったいないみたいです。