231114 愛好会員向けのご招待に応募したら、たまたま当たったので、王子まで参りました。我が家からは結構な距離ですが、京浜東北線1本で行けるので意外にアクセスは悪くはありません。
毎度のことながら、ご覧のように男声陣は寂しい限りです。チラシの下の方にいる豪華助演陣に注目です。
青くマークしている方々は多分成績優良者なのでしょうか、助演の名の知れたテノール、バリトンと共演の栄に浴しただけでなく、別にソロでも歌うという特典をゲットされていました。確かに、お三方とも、お上手だし舞台上の姿勢や態度、仕草などが他の方々とはちょっと違う印象を受けました。つまり、舞台慣れでしょうか。
今回出演された方々は研修所67期生が11人、68期生が3人、そして69期生が2人という構成でした。この16人の中から将来日本のオペラ界を牽引するような歌手が少しでも多く出てくることを楽しみにしたいです。
それにしても、メゾ・ソプラノがお一人だけ、またテノールがゼロ、というのもちょっと気になりました。
助演の方々もカーテンコールに。左からバリトン、大沼 徹さん、同じくバリトンの甲斐栄次郎さん、そしてテノールの金山京介さん。
大沼 徹さん、登場の瞬間、あれれ??いつものシューベルトから大変身。次に出演するオペラの役作りかどうか知りませんが、ヒゲを蓄え、まるメガネもなし、そして頭は7:3にきちんと分け目が。まるで別人です。
ま、でも要所要所にこうした二期会を代表する大歌手を登場させた効果はすこぶる大でしたね。大いに楽しみ、北区まで行った甲斐がありました。
そして最後になりましたが、お一人で20曲近い伴奏をされたピアニストの山口佳代さん、相変わらず確かな弾きっぷり、細いお姿でよく頑張っておられました。ご苦労さまでした。