240308 このシリーズ、初回の4年前はコロナ禍で外出を断念した姉からチケットが送られてきて、愚亭が代わって行くことに。今回は昔から応援しているソプラノ、ユミユミこと坂野由美子さんからご案内があり、雪も止んだ午後、神楽坂まで行くことにしました。
第1部、実はそれほど期待していなかったのですが、これがなかなか!結構笑わせてもらいました。みなさん、セキテイこと関 定子さんのお弟子さんだそうですが、いやまあ、レベルが高いこと!オリジナルの企画で、全員アマチュアでこれだけのパフォーマンスができるとは、すばらしいです。
第2部は、一転、プロの歌手によるプッチーニ特集。アリアと重唱ですが、よく練られた企画でした。セキテイさんの安定感抜群の歌いっぷりは相変わらず。坂野由美子さんのムゼッタは昔、聞いていますが、「外套」のジョルジェッタは初めて。情感たっぷりの歌唱もさることながら、同郷ルイージ役の若手テノール、内田吉則さん、そして亭主ミケーレ役のバリトン、熊坂正実さん2人を相手にした演技もなかなかでした。
それにしても、朝は雪模様でしたが、天候などものともせず、満員ですから、大したものです。
ところで、今日一番のおどろきは蝶々夫人からの二重唱を歌われたソプラノの小林祥子さん、なんと85歳!!!セキサダさん自身、間もなく大台に乗るそうで、これまたすごいの一言ではありますが、85歳できちんと高音も出せてしまうのはほとんど奇跡です。