240715 DEPARTURE 英・米・加合作 2019-22 第3弾は旅客船ということですが、実際には旅客船ではなくナイト・フェリーでした。豪華客船と思っていたので、少々肩透かしでしたが、航空機編、高速列車編と見ましたが、本作が一番面白く見ました。へんなどんでん返しがなかった分、分かりやすかったです。監督:T.J.スコット
舞台はニューファウンドランド近海、季節外れの荒波で横浪を受けて沈没します。でも、事故原因には案の定、所有会社、経営会社が絡む陰謀が隠されていました。それを今回もパンジャビさん率いるチームが見事に解き明かしていきます。それにしても、こんな大事故を扱うにしては人数、少なすぎるでしょう、いくらなんでも。
↑ところで、このチームはIT技術に長けたTheoが、他のメンバーも見えるようにパソコンの画面をいちいち大きな透明のスクリーンに映し出しますが、反対側からは、左右逆転してないとおかしいのに、裏側からも普通に見えているというのは、ちょっとこの手の作品としては、粗っぽいし、リアリティに欠けると思いました。
それと、前回も書きましたが、なんでカナダでの事故なのに、イギリスのチームがしゃしゃり出てくるのか、このあたりが依然としてよく分かりません。パンジャビさんがどうしてもでしゃばりすぎて、あまり好感が持てないまま終わりました。
空、陸、海と来たら、もう宇宙しか残っていないので、このシリーズは多分これにて終了でしょうか。ちょっと寂しい気持ちにもなりました。
2021年2月に亡くなったクリストファー・プラマーは、とうとう本作では回想シーンでほんの数カット出てきただけでした。それは寂しかったです。