250903



確か、「エリヤ」を聞くのは初めてです。合唱仲間にはすでに3度も歌ったという剛の者もいますが、愚亭にはこれまで縁がありませんでした。
チラシでは「エリア」となっていますが、これだと領域や地域を意味するAreaと同じカタカナ表記になるので、敢えて「エリヤ」とします。
もとはElijahと英語圏では綴り、発音はエライジャ、またはイライジャ。ドイツ語ではEliasと綴ります。作曲したのはドイツ人のメンデルスゾーンなんで、ここではEliasがタイトルとして使われています。なぜか日本語ではエリアとあいまいな表記。よくないですよねぇ、こういうのは。んで、ここではエリヤとしておきます。
めっちゃ長いです。正味2時間40分!バッハのマタイ受難曲やヘンデルのメサイアとほとんど同じです。途中、睡魔になんどか。うーん、初めて聞いた感想、あまり・・・・ですかね。こういうのは歌ってみないと、よく分かりませんね。
エリヤ役の高田智宏さんがすばらしかったです。失礼な言い方になるかもですが、他のソリストたちが並とすれば、高田さんは特上ってな感じで、圧倒的でした。
合唱もすばらしかったです。ハイルマンさんの指導で初めてマタイ受難曲を歌った時にご一緒した方々の姿が結構見えましたし、つい先日、本番があった歌劇マノン・レスコーでご一緒したテノールがお二人いらして、びっくり!こんな大曲の練習を並行して二つやってたなんて!愚亭には到底真似できません。
ハイルマンさん、相変わらず身体全体を大きく使った独特の指揮ぶりで、ちょっと笑えましたね。
残念ながら、今日の入りは4割程度という印象でした。せっかくこれだけの演奏会なのに、もったいないことでした。終演後、ご一緒した合唱仲間と一杯、オルガニストも後からジョインされまして、看板までにぎやかに音楽談義。

終演!2階、中央よりやや右寄り最前列です。


右端のオルガニストはウチの合唱団で伴奏もしていただいたことのある早川揺理先生。ピアニストですが、オルガンも弾けます。ポジティフ・オルガンは小型ですが、一応パイプオルガン方式。もちろん、音は大きく出ません。

もう一度、指揮者、ソリストさんたちのご挨拶。