130803 久々にこの作品を楽しんだ。バリトンの井上雅人さんが出演すると、FB上で告知があり、さっそくチケットをお願いしてあった。
言わずと知れたヴェルディのオペラの中では第3期に属するグランド・オペラ。ジェノヴァを舞台にし、実在の人物をモデルに描いた重厚な作品。聞かせどころも多い割に、他の作品に比べて人気は今ひとつの印象も。例えば、トロヴァトーレなどに比べれば、一つ一つのアリアの持つ輝きというか、起伏に富んだ多彩さが若干欠けるように思えてしまう。
⬆さすがに長時間の熱演を終えて、少々疲労の色が見える井上雅人さん、お疲れさんでした!!
井上シモンは、やはり期待通りで、この難しい人物像を見事に表現していたと思う。何しろほとんど出ずっぱりだから、体力勝負でもあるわけで、最期まで輝きを放ち続けていた。Bravissimo!!!
アメリアの田中宏子さん、失礼ながら、今回初めて拝見し、聴かせてもらったが、これが素晴らしいの一言!大変小柄でらっしゃるが、声の大きさ、色合い、超一級品!自分でも、結構オペラは行っている方と思っていたのだが、こんな上手い歌手を初めて聴くとは、まだまだ。
⬆それとガブリエーレを演じた田代 誠さんも、見事な歌唱と演技だった。プログラムの解説によると大病をされたようだが、そんなことは微塵も感じさせないパフォーマンスだった。
ついでながら、この方の子息はミュージカル・スター、田代万里生さん。2011年3月、例の大震災直後に、赤坂での「マルグリット」(藤原紀香と共演)を観たが、甘いマスクと美声で、人気上昇中。失礼ながら、お父さんより名前が知られているかな。
それから、いつも感心するが、小崎雅弘マエストロ率いる荒川区民オケと合唱団、スタッフの方々、舞台を多いに盛り上げてくれて、感謝!その割りに今日は入りがイマイチで残念!
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