220826 ELIZABETH: THE GOLDEN AGE 英仏合作、114分、監督:シェカール・カプール(パキスタン人、ケイト・ブランシェット推しだったらしい)同じくエリザベスを伝記的にに描いた9年前の前作、ELIZABETHでも演じたケイト・ブランシェットの再登場です。
ゴールデン・エイジとはイギリスが歴史上、最も輝かしい時代、つまりスペインの無敵艦隊に奇襲で勝利し、以降、スペインの没落に伴い、世界の表舞台に登場し日の沈まぬ帝国と築くことになるのですが、ま、その礎となったのがこの時のエリザベスというわけです。
後半、海戦の見せ場はあるものの、全体としては平板で単調、期待を裏切ります。後半で少し持ち直したかなという印象です。歴史ドラマとしては、それなりに楽しめると思いました。女王側近のウォルジンガム卿は、前作同様、豪州人のジェフリー・ラッシュが演じました。ほかにサー・ウォルター・ローリーには、前作を鑑賞して絶対に本作に関わろうと誓ったとされるクライブ・オーエンが。ま、可もなく不可もなしってとこですかね。