231010 ポイントの期限切れが近づいていると連絡があり、ほんとに久しぶりに映画館へ足を運びました。その間、予約システムがさらに進化していて、スマホであっという間にすんでしまいました。
しかし、TOHOシネマズの発券システムは感心しません。109シネマズは送られてきた確認メールにあるQRコードを入口でかざすだけで入場できますが、TOHOのシステムはすでにかなり古式ゆかしい方式。しかも、画面の反応が鈍く、時代遅れも極まれるというところです。
ところで、上映作品を見渡しても見たい作品がないのです。仕方なく、すでに話題性も消えつつある宮崎 駿の「君たちはどう生きるか」を見ることにしました。アニメはほとんど見ない愚亭にしては珍しいことです。
まあまあ、それなりに楽しめました。ある意味、彼の自伝的作品とでも言うのでしょうか。相変わらず緻密な画面構成、特徴ある登場人物、見事な心理描写、さまざまな解釈ができる多様性、ふんだんに出てくるメタファー、それぞれが何を指しているか、見る人に委ねています。自由な解釈が可能なだけに、もう一度見たいと思いました。
さすが世界のジブリ、すっかり堪能して余韻に浸りながら映画館を後にしました。まあ、しかし、これでまた当分映画館に足を運ぶことはないでしょう。
