ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

大田区の恒例行事、アマオケの日@アプリコ大ホール

231118

今年は両方とも行きました。第1部の大田フィルは、団長を以前から存じ上げているハープ奏者の小池順子さんということもあり、しかも今回はソリストにソプラノの大音絵莉さん、テノール前川健生さんご出演とあって、以前から楽しみにしていました。

小池さんはオペラ・アリアの世界で出番があり、久しぶりに彼女の演奏が聞けてハッピーでした。大音絵莉さん、前川健生さんとも6年ぐらい前からなんども生でお聞きする機会がありました。間違いなく進化してるのが確認できて嬉しかったです。

大音絵莉さん、高音を絹のようにきれいに響かせる技、さらに磨きがかかって、「椿姫」のSempre liberaのラスト、Esの高音も楽〜〜に出してくれました。

一方の前川健生さん、確実にスケールアップしていて、今日の演目にはそれがはっきりと出ていました。多少荒削りだったように以前は思えていたのですが、見事に滑らかな歌唱に変わっていました。

休憩時間に図々しく楽屋へ押しかけて大田フィルの団長に撮影してもらいました。

一旦帰宅して、夕方再度、アプリコへ。お目当てはチェロ独奏のマルモ・ササキさん。この方、音楽家の両親と一緒に4歳でパドヴァへ行ってチェロを習い始めたということですから、多分活躍のベースはイタリアと思われます。あえて漢字ではなくカタカナを使用しているのもその辺の思いもあるのでしょうか。

難しいシューマンのチェロ協奏曲を繊細に、そして大胆に弾かれました。Bravissima~~~!!

スタッフが注意しようと飛んでくる前の一瞬、パシャリなんで、この程度の出来でした。