ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

西部へ!

f:id:grappatei:20150321164614j:plain

150321 念願だった米西の国立公園めぐりの旅へ(3/12-19)。

f:id:grappatei:20150321163320p:plain

久しぶりにルックに参加。一行12名のうち、9名が成田、私を含む3名が羽田発着で、ラスベガスが合流地点。

f:id:grappatei:20150321174119j:plain

⬆︎このマッカラン空港だが、以前来た時とは見違えるほど大きく立派な空港に。例によって、荷物が出てくるまで、スロットマシーンで遊べるところが、いかにもここの空港らしい。

ラスベガスは、仕事で何度か出かけているが、その先にある豊かな大自然に触れることなし。それゆえ、どうしてもグランドキャニオンを含むこの地域の国立公園に行ってみたい気持ちが年々強くなる一方。イエローストーンヨセミテまで行ければなおいいのだが、それは欲張りというもの。

f:id:grappatei:20150321163937p:plain

上は今回6泊で回ったコースの概略図。ラスベガスのあるネヴァダ州から大型バス(一行12名だが)で、まずはユタ州ザイオン国立公園へ。

f:id:grappatei:20150321174406j:plain

そびえ立つ岩盤。ガイドによると、オーストラリアのエアーズロックを体積で軽く凌ぐほどのものらしい。

f:id:grappatei:20150321174508j:plain

f:id:grappatei:20150321183832p:plain

f:id:grappatei:20150321184554j:plain

⬆︎この硬そうな岩肌はどうだ!空が澄み渡り、すこぶる気分よし。まずはここを起点に下図で青く囲ったポイントを回っていくことに。

f:id:grappatei:20150321180721p:plain

次に向かったのがブライス・キャニオン

f:id:grappatei:20150321184315j:plain

まだ雪が残っている。これは案外貴重な映像なのかも知れない。

f:id:grappatei:20150321184403j:plain

ガイド氏に誘われて、短靴なのに、雪の中を全員で移動。(iPhone撮影はまだ不慣れで、つい指が入ってしまう。失敗作)

f:id:grappatei:20150321185232j:plain

すこぶる気宇壮大に。

f:id:grappatei:20150321185310j:plain

過酷な環境でもへっちゃらなリンバー・パイン。(古名はホワイト・パイン)よく見ると、フードゥーと呼ばれる一本岩のてっぺんにもしっかり生えている。

f:id:grappatei:20150321185810j:plain

日が傾くと急激に気温が降下する。今宵の泊まりは、ブライス・キャニオンのベスト・ウェスタン・ルビーズ・イン。なんの変哲も無いように見えるが、地元ではなかなかどうして、結構由緒ある旅籠らしい。それにしても、毎回思うのだが、どうしてこんなにまくらをたくさん置くのか。今回最高は一つのベッドに7つというところがあった。

翌日は一部予定を変更して、まずはデッドホースポイント州立公園へ。今日はきつい日程のため、昼食はホテルで用意したお弁当ということになったのだが・・・

f:id:grappatei:20150321200033j:plain

ボックスランチは、過去なんども経験しているのだが、これほどひどいのはなかったなぁー。りんご、ジップロックの中はレタスときゅうり、トマト、食パン2枚、甘すぎるビスケットに水という構成。質量ともにサイアクであった。

f:id:grappatei:20150321200605j:plain

この見事な蛇行ぶりはコロラド川。置き去りにされて全滅したという馬がいたのがこの台地なのか。この辺りはキャニオンランズ国立公園の一部。数年前公開の映画「127時間」で、主人公がロッククライミング中、岩に腕を挟まれ、127時間後に、自ら自分の腕を切り離して生還したとされる場所もこの中にあるらしい。

f:id:grappatei:20150322092650j:plain

コロラド川と反対側の眺め。青い棚田風に見えるのは塩化カリウム精製所。赤茶けた台地に異様な青さだ。上空から見るとこんな具合らしい。

f:id:grappatei:20150322094216p:plain

(続く)