230930
ウチの合唱団のアルトの一人が所属する別の団体の定期演奏会を聞きに代々木の国立オリンピック記念青少年センターへ。実は、ここの団員から数人がウチの定期演奏会にも出演してもらっているという関係でもあります。
今日の演奏会はご多分に漏れず、コロナ禍でストップしていたのを3年ぶりにやっと開催にこぎつけたというだけあって、意気込みが違うように感じました。
第一ステージの唱歌メドレーは、たまたま翌日が本番の舞台で自分も歌う(編曲者は異なるものの)ことになっていたので、ことさら興味深く聞きました。とても参考になりました。
第2ステージこそ、この団の持ち味がふんだんに出たと感じた舞台でした。この合唱団、産声を上げたのが上海という変わり種。在上海日本人駐在員、それも男声コーラスとして立ち上げたらしいです。その後、女声も加わり、帰国したのちも日本は日本で活動したいということに。現メンバーには上海と無関係な団員も少なくないとか。
上海時代に歌っていた演目を中心に構成しただけに、とりわけこのグループには思い入れが深いステージだろうというのがよく分かりました。
そして第3ステージは力強い混声合唱組曲をダイナミックに歌い上げました。聞けば練習量もそれなりで、本番が迎えられるか一部には不安の声もあったようですが、大変立派な演奏会でした。それにしても、男性19, 女性14という構成、ウチの団から見ればまさに垂涎モノで、羨ましき限りでした。
やはりよそのアマチュアコーラスを聴くのはとても勉強になること、認識を新たにしました。