ぐらっぱ亭の遊々素敵

2004年から、主に映画、音楽会、美術展、グルメなどをテーマに書いています。

「テネット」@AmazonPrime

231229 TENET 英米合作、2h30m  脚本:監督:クリストファー・ノーラン

さすが「インセプション」を作ったノーランの作品、愚亭にはよく分かりませんでした。時間の逆行という概念をを映像で見せるところは、「インセプション」そのままと言っていいんでしょう。アイディアは斬新なんだけど、案の定、愚亭にはついていけませんでした。

ただ、映像が実に興味深く、そこに惹かれて最後まで見ました。でも、やはりなんだかなぁ?という感情が残り、すっきりしません。映像の面白さんは抜群でした。冒頭のクリミアのオペラ劇場での、息を呑む銃撃シーンでいきなり持ってかれたって感じです。

俳優陣がまた豪華でした。ケネス・ブラナー、言わずと知れたシェイクスピア俳優ですが、ここでは悪役です。これも板に付いています。それと、これもつい最近見たばかりのエリザベス・デビッキ。本作でも190cmの肢体を無造作にさらしてますが、セックスアピールはほぼありません。ちょい役ですが、名優、マイケル・ケインがで登場、み短い時間ながら、存在感はしっかり。彼はノーランとは旧知の仲ですが、台本を渡されたのは直前、しかも全貌を映画公開まで知らされなかったとか。

ブレード・ランナー 2049」を作ったドゥニ・ヴィルヌーヴなどにも言えることかも知れませんが、自分の頭の中の創造物を映像化する難しさというのか、面白さというのか、付いていける人には限りなく痛快なんでしょうけど、そうでない人にはそれなりに、かな。(笑)