160820
年末でなく、とうとう真夏にまで第九をやりだした。日本人の第九好きはどこまで行くのか。かくいう自分も来春2本の第九に出る予定で、9月から掛け持ちで練習が始まる。
今日の演奏は、第4楽章でにわかに速くなり、こりゃ合唱の終楽章、一体どうなるやらと不安に感じるほど。ところが、バリトンの大山大輔さんが歌う"O Freunde, nicht diese Töne"から、普通のテンポに。
ソプラノの鐡由美子さんの第九は初めて聞いたが、客席の後ろまで、大きくはないのに、きれいに響いて際立っていた。
合唱団はこの日のために公募された夏祭(ナツサイと読むようだ)祝祭合唱団で、全員お揃いのブルーのTシャツに大きく鮮やかに夏祭とプリントされていて、普段の第九とは一味違う雰囲気たっぷり。
独唱者も浴衣姿で、真夏の第九を盛り上げていた。
最後は会場も全員起立で「大地讃頌」を歌わされた。
終演後、楽屋口へ回って、滅多に見ることのない和服姿の鐡由美子さんをパチリ。
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