220715 NEW AMSTERDAM シーズン2、全40話まで鑑賞。
典型的な医療系海外ドラマ。舞台はニューヨークにあるニュー・アムステルダムという名の公立病院です。モデルになっているのはなんと1736年!に設立された世界初の公立病院、ベルヴュー病院で、そこに勤務していた医師、エリック・マンハイマー(ドイツ系ですね)の回顧録がベースになったドラマというからすごいです。当然というか、時代設定は現代に置き換えられています。
ここで采配を振るう若き医師、マックス・グッドウィン(ライアン・エッゴールド)が主人公です。ちなみにエッゴールドは、まったく違った役どころで「ブラックリスト」で熱演しました。ま、彼が出ているドラマなので、ということも見ようとした動機ではありました。大きな魅力的な目で演技するタイプです。
彼が誰もがびっくりするほどの改革をばんばん断行していくのが気持ち良いです。元々困った人がいたら助けずにはいられないというのが医師を目指した動機なのですから、公立病院みたいなところが一番性に合っているんでしょう。
しかし、あまりにも大胆な発想と行動力ゆえ、煙たがるグループもいる反面、彼に100%の信頼を寄せ、懸命に支えるグループもいるわけで、それでこそ、こうした長いドラマができるのだと思います。
それにしても、日本の病院との違いに驚くばかりですが、アメリカの病院がみんなあんなふうかと言えば、そうではないでしょうし、日本の病院のシステムも多分、彼らより優れた面はいくらでもあるんだろうと思いながら見ていました。
シーズン1の最後に、信じられないような悲劇が起きて、ちょっと涙なしでは見られないように感じて、シーズン2に突入していく仕掛けは見事です。コロナの関係で、シーズン2の18話で終了しています。日本配信はこれからですが、すでにアメリカではシーズン4まで配信されているようです。