180429
懸念通り、前半は居眠り続出。その分、マラ5はしっかり聴いた。この曲、5楽章まであり、けっこう長い。3楽章までは金管がガンガン鳴りっぱなしで、この躍動感がたまらない。4楽章は一転、金管とパーカッションはほとんど出番なく、弦楽だけが流麗な旋律をたっぷりと聞かせる。どっかで聴いたと思ってたら、なるほどルキーノ・ヴィスコンティの「ヴェニスに死す」で使われたテーマだ。
最前列は、どこでも鉄格子から垣間見ることに。
そして終楽章、再び金管が響くが、さほどのこともなく、なんとなくしりつぼみ気味に終演となる。喝采とブラヴォーが結構すごかった。連休初日で好天にも恵まれ広い会場はほぼ満席。
このマエストロ、愚亭も大学時代に音楽史でお世話になった戸口幸策先生に習ったと略歴上の記載を発見、急に親みを覚えた。
#26