240921 目下、愚亭は来年年明け本番のヘンデルのメサイアに挑戦中なのですが、その主宰者が川崎周辺で展開していた合唱際が↓にあるように「夏祭クラシックス」で、今回そのスピンアウト企画で、急遽募集があったので、参加しました。
募集期間が短いせいか、第九を歌うには少数でしたが、独唱者も合唱に参加してくれたりで、まあまあそれなりの演奏ができたと思います。
↑第九のソリスト陣、みなさんお上手でした。これからが大いに期待されます。
全体に内輪の演奏会という雰囲気でしたが、我々第3部のみの出演者はありがたいことに、1部2部を会場で聴くことができました。特に2部に出演されたテノールの新津耕平さんとバリトンの田中雅史さんは楽しみでした。
新津さんはラ・ボエームからChe gelida maninaを歌われ、ハイCも見事に決められました。とてもやわらかな高音が持ち味のリリコ・レッジェーロというタイプでしょう。
一方、田中さんは、昨年7月、大田区の合唱団、オペラ・フェスティーバ公演「メリー・ウィドウ」で共演(?)させていただき、出番の少ない助演でしたが、お上手だなという印象を受けました。
このお二人、合唱にもジョインしていただき、特に田中さんは私の真後ろで歌われたので、その響きに圧倒されました。
聴衆は・・・おどろくほど少なめでしたが、大いに楽しめた演奏会でした。