2019-01-01から1年間の記事一覧
191105 吉野石膏が近代絵画、とりわけ印象派の作品を相当所蔵しているらしいことはしっていたが、まさかこれほどとは!圧巻の所蔵量とその質の高さには驚く。 夕方の6時に受付と同時に入館、30分ほど自由に鑑賞し、気に入ったものは画像に収める。6時半、い…
191105 GRÄNS (英 BORDER)110分 スェーデン・デンマーク 脚本・監督:アリ・アッバシ(名前で分かるように、イラン系) 並外れた容貌ゆえ、幼少時からひどい差別を受けながらもやっと普通の生活を送れるようになった。港湾の税関検査官として、その特殊な…
1911103 アプリコホールでの第1部と第2部の合間を縫って、招待券をいただいていたこの演奏会へ。ドボルジャークのチェロ協奏曲終演と同時に会場を抜け、下丸子へ。それでも、こちらの演奏会開演から1時間経過しており、2部からの鑑賞となった。 23区中一…
191103 蒲田での合唱練習の後、近くのアプリコへ。 第1部は馴染みのハイドン室内管弦楽団の演奏会。 上野マエストロは昨年6/30真夏の第九、「響友第九」で振っていただいた指揮者 後半は楽しみにしていたドボルジャークのチェロコン! 登場した瞬間、「こり…
191102 ほぼ満員の盛況。高齢者の姿、すこぶる多し。都響には申し訳ないけど、井上道義ファンが多数詰めかけていた模様。 同じ頃に作曲されて、同じ日(1808年12月22日)にウィーンで初演された、あまりにもポピュラーなこの2曲で、しかもこの指揮者、さらに…
191031 演奏時間は47分。あまり馴染みのないものだが、どれもいかにもモーツァルトらしい、素晴らしい小品集。 オケ、合唱とソリストたちの織りなす見事なハーモニーが、世界的に知られる大聖堂の巨大空間を満たし、感動の2時間だった。 ソリスト陣、偶然か…
191026 所属する地元合唱団で、時折歌唱指導もしてくれる山形明子と、彼女の大学時代のクラスメート、秋山有子のジョイントコンサートが近くのアプリコ小ホールで開催された。 出だしはさすがに緊張気味であったが、後半、エンジン全開で、圧倒的な声が小ホ…
191024 チラシの絵柄は2017のものと同じものが使われている。 久しぶりに浅草オペラを見に行った。都営浅草線の駅から東洋館への道すがら、いろんなお店、主に飲食店と観光客相手の土産屋だが、ずらりとが並んでいて、どの通りを歩いてみても、実に楽しい。…
191020 すごいキャスティングだ!まさに両組とも綺羅、星のごとし!今回は3階席最前列中央という、コスパのいい席から観劇。オペラグラスを持って行ったから、視覚的にも十分満足。 昨日、低予算の公演を見たばっかりだったので、このカルメンの舞台のきら…
191019 昨年の「ナブッコ」に続いて、アーリドラーテ歌劇団の本公演を観に行った。「マクベス」は、ヴェルディが1839年から54年間に亘り28作のオペラを作曲していて、本作は10作目というから、「ナブッコ」、「エルナーニ」と並ぶ前期の傑作ということになる…
191016 同展のHPから概要を以下に抜粋。 ロンドンにあるコートールド美術館のコレクションから、印象派・ポスト印象派の作品を紹介。実業家サミュエル・コートールドが収集したコレクションを核に1932年に設立された同館は、美術史や保存修復において世界有…
191016 ENTEBBE 107分、英米仏マルタ、監督:ジョゼ・パヂリヤ(ブラジル人、51) 実話に基づいた作品。ドイツ人二人を含む4人のテロリストが、テルアヴィヴ発パリ行きエールフランス機(A300)を乗っ取り、イスラエルの獄中にある仲間の解放を要求した事件…
191015 汐留のパナソニック美術館で開催中のデュフィーを観に行った。 ポスターに使われている作品に見られるような鮮やかな色彩の調和こそが、ラウル・デュフィ(1877-1953)の真骨頂と思っていたが、実は1912年頃から、16年間に亘って、テキスタイルのデザイ…
191015 LA VERITÉ (真実)108分、日仏、脚本・編集・監督:是枝裕和 ⬆︎イタリア語版ポスター。VERITÀはいいとして、何故か冠詞だけは仏語のまま(それとも敢えて複数形?)。 英語版 大女優ファビエンヌ(カトリーヌ・ドヌーヴ)の自伝的作品「真実」が出版…
191013 JOKER 米 122分 製作・脚本・監督:トッド・フィリップス(「アリー/スター誕生」'18) なぜ自分がこんな州立の精神科施設にいるのか分からないアーサー(ホアキン・フェニックス)、でも、まいいか、他に行くところももないし、さぁ、暇つぶしにスタ…
191008 有名小説の映画化。ピアニストが国際コンクールで勝ち抜いて行く話だから、映像にするのがすこぶる困難と言われていたが、かなり巧く映画作品に仕上がっている。原作を読んでいないので、下手な論評は控えないと。118分 脚本・編集・監督:石川 慶 天…
191013 DE DIRIGENT (英語タイトル:THE CONDUCTOR)139分 オランダ映画、脚本・監督:マリア・ペーテルス 実話をベースにしたフィクション。オランダ映画を見るのは久しぶりだ。 1926年のニューヨークから物語はスタートする。この時代、女性の社会進出は…
190928 AU BOUT DES DOIGTS(指先で)、仏・ベルギー 105分 脚本・監督:リュドヴィク・ベルナール 天賦の才能はある、しかも子供の時からピアノは大好きである。あの人が近くにいたからだ。でも、シングルマザーに育てられ、妹と弟との4人暮らし、家計はい…
190927 137分とかなり長い。 オダギリ・ジョーの脚本・監督というところに興味しんしんで見に行った。へ〜、こいつって、こんな才能あるヤツだったんだ!というのが見終わった後のいつわらざるところ。おどろきました、はい、ダツボー! あ、それと柄本 明の…
190926 AD ASTRA (星の彼方へ)米 123分 製作(共)・脚本・監督:ジェームス・グレイ、主演:ブラッド・ピット(共同製作者にも) 前評判、それほど芳しくなかったが、どうもこうした宇宙モノはつい見てしまう。壮大な宇宙を舞台にした作品は数知れず、と…
190926 今回も抽選で当たったので、昼からの公開リハへ。 全部で200名ほどか。場所は2階の前方周辺に限定だが、とても聴きやすい席を確保。 エルガーはほんの序盤だけで、ほとんどの時間をブラームスに費やした。 これまであまり聴いことがないが、さす…
190925 先日、NHKの日曜美術館でとりあげられたこともあり、会期末が迫った中で、日本橋へ出かけた。今日は昨日に比べると湿度が低くいくらか過ごしやすい。 たっぷり1時間かけて全コーナーを丹念に鑑賞できた。いつも何かのついでで鑑賞することが多く、前…
190924 SONO TORNATO(私は帰ってきた)伊 96分 脚(共)・監督:ルーカ・ミニエーロ 2015年公開の「帰ってきたヒトラー」のムッソリーニ版。多分、この作品はいずれ出てくると思っていた。全体の流れは舞台をイタリアにして、主人公を現代にタイムスリップ…
190921 このアマチュア・オケ+合唱団、概ね9月に演奏会を開くことが多いので、この名前になっているらしい。シンフォニエッタというように、小編成の管弦楽団。それでも団員は40名ほどはいそうだ。なかなか洗練された音を出し、アマオケでも相当上手い方だ…
190018 A PRIVATE WAR 110分 英米合作 製作(共)・監督:マシュー・ハイネマン(「ラッカは静かに虐殺されている」2017) 実話に基づいた作品。生半可なジャーナリスト魂なんかではない。ジャーナリストとして、本当の本当に迫りたいという気持ちがあるのは…
190915 10年前の本邦初演時のポスターと同じデザイン 本邦初演はちょうど10年前となる2009年10月で、会場は我が家近くのアプリコ大ホール。当時、すでに応援していた江口二美が出演ゆえ、もちろん見に行っている。▶️(その時の記事) ウィキペディアによれ…
190910 DILILI A PARIS 94分、仏・ベルギー・独合作 脚本・監督:ミシェル・オスロ アニメ作品を映画館で見ることは稀だが、予告編を見ていて無性に大きな画面で見たいと思った。それと先日放映されていた故高畑 勲についての番組にオスロ監督が登場して高畑…
190908 今日舞台に乗る合唱団の一人から急なお誘いがあって、台風が近づく中、蒲田での地元合唱団の練習を終えて、練馬へ急行。練馬はさすがに遠い。 演目の中ではメンデルスゾーンのカンタータ、「最初のヴァルプルギスの夜」に興味津々。普段それほど聞く…
190907 今年3月に2018-2019シリーズの「カルメン」を見ている。➡️その時の記事 演出・振付・指揮は今回とまったく同じで、さらにドン・ホゼ役もロベルト・アラーニャ、大きく異なるのはのはカルメン役が今回はエリーナ・ガランチャというところで、彼女のカ…
190905 ONCE UPON A TIME IN HOLLYWOOD 161分 米 製作(共)・脚本・監督:クエンティン・タランティーノ 1969年のハリウッド、落ち目の西部劇スター、リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)と、相棒で彼のスタント役、クリフ・ブース(ブラッド・ピ…